ELIXIR Nanowab
EARNiE BALL SLiNKY
DEANMARKLEY BLUESTEEL
上記3種をを比較!!!
弦を張って、触った感じ一番硬いのはエリクサー。
次にブルースチール、次にアーニー。
ちなみに、よくいろいろな人が弦の
テンションが高いとか低いとかよく言うが、
同じ質量同じ長さ同じチューニングであれば
弦のテンションは変わらない。
だが同じ質量同じ長さ同じチューニングでも、
弦の金属の疲労具合、材質、太さ、表面の質などと
ナット、ヘッドの角度、ネックの強度、ブリッジの構造など
それらの違いにより弦の伸び方や接点との滑り方が
変わってくるのでテンションが違うように感じる。
寿命に関してはダントツでエリクサーが長い。
僕の場合は、エリクサー1セットの使用期間と
アーニー5セット分くらいの使用期間が同じくらいだ。
ただエリクサーは折れなどの金属疲労に弱いので、
アームを使っていると、張り替えてから
2時間しか弾いていないのに切れたりする。
いらないエリクサーの切れ端に折り目をつけて
そこを真っ直ぐに戻す事を繰り返していると、
すぐに切れるというか、折れる。
同じ事を他のブランドの弦でもやってみると
エリクサーのもろさが良くわかると思うので、
興味があるなら暇な時にでもやってみて比べて欲しい。
そしてブルースチールはアーニーよりも
長持ちする・・・気がするくらいの寿命だ。
弾く頻度が少なければ少ないほど、
ブルースチールのほうが長持ちすると”思う”。
最後に、一番気になる人が多いと思われる音質について。
エリクサーはとにかく明るいハイファイな音だ。
エフェクターを使ったんじゃないかってほど。
モンスターケーブルとその他のシールドとの
音質の差くらいの違いがある。
音楽のジャンルによっては使用を悩みそう。
アーニーは基本に忠実だと思う。
というか、誰もが通る基本だと思う。
特徴といったら、歪ませた時のザラつきじゃないだろうか?
難点は、弦が疲れ始めると
すぐに音が抜けなくなってくる。
なので僕の場合、張替えてから
3週間以内で交換している。
それが気にならなければ2ヶ月くらい持つと思うが。
最後にブルースチール。
これは落ち着きのある大人なイメージの音だ。
個人的にとても好き。
でもアーニーのようなザラつきはない。
まとめると、
アームを使わなくて年間の弦代を安くあげたい人と、
ハイファイな音が好きな人にエリクサーはオススメだ。
他の全ての弦は、基本的に好みで選ぶべきだろう。
ただ、格安弦はチューニングが安定しない物が多い。
それにそういう弦を選ぶのは初心者に多いと思う。
あまりギターや音の事がわからない初心者にこそ、
それなりに良い物を使って身に着けて欲しい事が沢山ある。
良し悪しの判断基準が身に付いていないのに
よくない物を使っているつまりよくない環境にいたら、
しっかりとした判断基準がなかなか身に付かないから。
その他にも沢山知って欲しいこと気付いて欲しいことがある。
参考までに僕の場合、
クリーン~クランチのみを弾くならブルースチール。
アーニーの個人的に感じる良さが活かせないし
エリクサーだと明るすぎるため。
なによりブルースチールの音が好きなので。
歪ます事がメインならアーニー。
ゴリゴリのザラザラの歪みが好きなので、
他の弦だと物足りなくなるため。
メインギターに張るのであれば年間コストは気にしない。
あまり弾かないギターにはエリクサー。
放置しておいても寿命が長いので気にならないため。
そもそもあまり弾かないギターの維持に
あまりお金を使いたくないので。
少し変則的だがアコギにはエリクサーのエレキ弦。
エリクサー以外のブロンズ弦でも
明るすぎて好きじゃないのに、
エリクサーのアコギ弦は使えない。
なのでエリクサーのエレキ弦を使っている。
ザラつきがあってなかなか劣化しないブルースチールがあれば、
それは僕にとって最強となるだろう。
いつかそんな弦出ないかな~