今回は気になるグライコ2種比較してみた。
MXR 10band EQとMXR KFK-1。
実際何が違うのかと。
逆に何か違うのかと。
まず、違いといえばアウトプット。
10band EQは1つだが、KFK-1には2つある。
これはケリー・キングのデュアルアンプシステムに
対応するための結果であり、
10band EQとKFK-1のどちらを選ぶかで
重要なファクターとなってくる。
ケリー・キングのデュアルアンプシステム、
つまりアンプ2台同時併用で何ができるかというと、
1つのアンプでは足りない部分をもう1つで補える。
例えば、1つ目のアンプではこれ以上音を作れないが
もっとクリアなハイが欲しいなどのときに、
2つ目のアンプでハイを足せる。
1つ目のアンプの音は好きだが芯が足りないので
2つ目のアンプにソリッドステートを選び芯を作るなどもありだ。
使い方はいくらでもある。
10band EQとKFK-1で音の違いは
基本的には無いように思う。
原音に忠実だ。
強いて言えば、製造時期の違いで
多少ノイズの感じが違う事くらいだ。
とはいえ、ノイズなんてほぼ皆無だが。
なのでこの2台の違いといえば、
デザインとアウトプットの数だけだろう。
市場価格で約4000円くらいの開きがあるので、
選ぶときは後悔のないように。