MXR 10-Band Graphic EQ M108と
MXR 10-Band Graphic EQ KFK-1と
MXR 6-Band Graphic EQ M109の
レビュー!一押しイコライザーの実力解説!
現在、世の中ではいろいろな
イコライザー関連のエフェクターが
安価な物から高価な物まで販売されている。
・イコライザーにブースター機能が付属している物
・ブースター機能メインで
ミッドコントロールなどが付いている物
・あらかじめプリセットされているイコライジングを
いじっていくタイプの物
などなど上げたらきりが無いくらいにいろいろある。
だがイコライザーは、イコライジングしてなんぼだ。
一万円のイコライザーと、
+αの機能が付いた一万円のイコライザーがあるとしよう。
後者に関しては、普通に考えたら、
イコライザーとしての実力は前者より悪い。
なぜなら、+αの機能を付けるためにも
材料費やら研究費やらがかかっているからだ。
イメージとしては、7000円のイコライザーに
+3000円で付けられる機能を+して販売している感じになる。
これは800円のマグロの刺身と
800円の3点盛りのうちのマグロの量と同じだ。
マグロが食べたい人は単品で注文する。
同じ値段の3点盛りのマグロなんて、
量は減るし、量が同じであれば質はさがるし、
高い値段の3点盛りにしない限り
単品のマグロよりいい事は無い。
なので、いいイコライザーが欲しい場合は、
20000円定価のイコライザーと
18000円定価のイコライザー+チューナーで
迷っても、一般的には前者を買うべきである。
話はそれてしまったが、M108とM109とKFK-1は
素晴らしい!
あくまでもコンパクトエフェクタータイプの
イコライザーの中での話しだが。
もっと高いものや、ラックタイプなどに目を向ければ
もっといいものなんて沢山ある。
同じ値段で考えたら、ラックタイプであれば
メーカー側が”コンパクトに納める”という部分に
使うお金が減るのでコンパクトタイプより安くなる。
ただコンパクトエフェクタータイプのイコライザー
で考えたら、MXRは最高峰であることに間違いはない。
音痩せはほぼ無いし、全てのノブをセンターにすれば
ほぼ原音がアウトプットされる。
そしていじった帯域だけが忠実に変化する。
音作りが本当に自由自在になる。
まるでCDを流しているかのようなサウンドを
ギターアンプからアウトプットすることも可能になる。
回路に接点が増えれば増えるほど音は劣化するが、
ピックアップからスピーカーまでの間に
いったいどれほどの接点があるだあろうか?
それに比べると、エフェクターを増やして
増えた接点の数なんて微塵も無い。
気にする事が馬鹿馬鹿しくなってくるほどだ。
なので、私は特化しているエフェクターを揃える事を
オススメしている。
求めている音を手に入れたいのであれば。
もちろん安いエフェクターなら繋がないべきだと考えているが。